使用重量が重くなるにつれて増えていくダンベルプレート。
筋トレガチ勢ほど細かい重量調整が必要になるので、必然的にプレートの枚数は多くなります。
床に置いておくのもいいけれど場所を取ったり、指に挟まないように気を付けたり、部屋の見栄えが悪くなります。
そこで役に立つのがダンベルプレート専用のラック。
プレートラックは場所を取るので、出来るだけコンパクトかつ収納量も多い方が良いですよね。
ただ一度買ってしまうと買い替えたくなった場合処分が面倒なので、一発で自分にマッチした最適な商品を選びたい。
この記事では6畳以下の狭い部屋にでも使えるオススメのプレートラックについて紹介しています。
プレートラックを選ぶ時に注目するべきポイント
自分の部屋にあった形状を選ぶ
まず大事なのが自分の部屋にあった形状を選ぶことですね。
プレートラックの形状は設置面積が横長や正方形、三角形のものがあります。
部屋が狭くて場所をとりたくない場合は、正方形か三角形のタイプのものがオススメです。
プレート収納バーの本数
プレートラックのプレートバーの収納数の相場は、大体4~6本になります。
バーの本数は多い方が良いので、6本のものを選んでおくと間違いありませんね。
4本でも困ることはありませんがプレートの重量の種類が4種類以上になると、プレートを使い分ける際、取り出しが面倒になります。
バーベルシャフトの収納本数
バーベルシャフトを収納出来る本数も非常に重要。
家トレで高重量のトレーニングをするのであれば、バーベルシャフトは必須アイテム。
バーベルシャフトはストレートバーやEZバーなど複数種類ありますが、EZバーさえあれば基本困ることがないので、最低でも一本装着できるのが好ましいです。
シャフトの収納できる本数は、メーカーによって0本から、2本か4本が一般的となっています。
2本も収納出来れば十分ですが、私の場合はストレートバーとEZバーの他に、ハンマーカールするのに使うトライセプスバーも使用するため計3本必要です。
プレートラックによってはシャフトの穴径が太いオリンピックバー専用のものがあります。
通常の細いシャフトだと装着できない場合があるので注意が必要。
価格が高いものはオリンピックプレート、バー用なので確認しましょう。
プレートとシャフトの取り出しやすさ
プレートの取り出しに関してはどこのメーカーのものも変わりませんが、シャフトについては壁際に設置した場合取りづらい場合があります。
例えばリーディングエッジの場合は手前にシャフトを収納するスペースがあるので簡単に取り出し出来ます。
ですがアイロテックなどのプレートラックの場合シャフトが前後にあるので、壁際に配置すると後ろに収納しているシャフトが取り出し辛いです。
特に戻すときにバーを穴に入れるのに手こずります。
そのため自宅で筋トレをするのであれば、リーディングエッジのラックの方が適しています。
ワンルームであればリーディングエッジがオススメ
部屋が狭くて出来るだけスペースの取らないものが欲しいのであれば、リーディングエッジのプレートラック一択です。
リーディングエッジのプレートラックは
- 安い
- コンパクト
- プレート、シャフトの収納数が多い
- 耐荷重に優れている
- デザイン性が良い
とプレートラックに必要な項目全てにおいて優れています。
リーディングエッジプレートラックの基本スペック
幅、奥行、高さ | 58cm,60cm,111cm |
ダンベルプレートバー | 6本 |
シャフトの収納数 | 4本 |
耐荷重 | 300kg |
価格 | 10,000円 |
プレートの穴のサイズ | 28mm |
素材 | スチール |
重量 | 9.5kg |
リーディングエッジの評価
私が購入したリーディングエッジのプレートラックは、三角形のタイプ。
設置面積は”エ”になっているので”H”の形状のものと比べて、少しだけ場所をとりません。
プレートラックの隣にダンベルやベンチ台を詰めて置くことが出来ます。
リーディングエッジの優れているところは、価格の割に高品質であること。
本体はコンパクトであるうえ収納力が高く、収納できるプレートバーとシャフトの本数も非常に多いことがあげられます。
プレートバーは6本あり、シャフトについては4本まで収納出来ます。
4本まで収納できるプレートラックはあまりありません。
収納量で言えば全メーカーの商品と比べてもトップクラス。
これだけ収納出来れば、まず困ることはありません。
しかもリーディングエッジの場合はこれほど収納できるにもかかわらず、構造上スペースを取らない作りなのも評価のポイントです。
プレートを止めるクリップも付属していて、大きな地震があっても落ちてくることはありません。
またシャフトのプレートが外れないようにするバーベルカラーなども収納できるので便利です。
開封後でも匂いがなく、肌触りやデザイン性も良く、作りもかなりしっかりしています。
プレートラック各メーカー比較
メーカー | リーディングエッジ | リーディングエッジ | アイロテック | アイロテック | ボディメーカー | iimono117 |
---|---|---|---|---|---|---|
値段 | 10,280円 | 6,980円 | 9,900円 | 15,950円 | 9,950円 | 5,980円 |
横幅、奥行、高さ | 58×60×111 | 86×38×74 | 75×38×89 | 55×51×110 | 47×35×85 | 53×50×75 |
プレート収納バー数 | 6本 | 4本 | 7本 | 6本 | 7本 | 4本 |
シャフト収納数 | 4本 | 2本 | 0本 | 2本 | 0本 | 1本 |
重量 | 9.5kg | 10kg | 9kg | 14.6 | 8kg | 7kg |
リーディングエッジ(横長タイプ)LE-OPT720 BK
リーディングエッジのプレートラックは横長タイプと三角形のタイプの2種類販売されています。
横長タイプの特徴は
- 価格が安い
- 横幅が広い
- プレートバーが4つ、シャフト収納が2本
- 小物入れ
価格が安く、プレートもシャフトも収納できるので、あまりお金を掛けたくない人には最適。
ただし横幅が広いので、部屋が狭くプレートラック以外にダンベルやベンチ台なども置いている人は、スペース的に不向き。
またプレートバーも4本とすこし少ないのがデメリット。
とはいえ4本もあれば、よほど高重量のトレーニングをしていてプレートが大量に必要な人でない限り、基本的には困ることはないでしょう。
あと小物入れがあるのでバーベルカラーやグローブなどのアイテムを収納できるので便利。
シャフトも取り出しやすいので、横幅が広い以外に欠点がありません。
アイロテックのレギュラープレートラックHPM
アイロテックは筋トレ器具専門のメーカーで、プレートラックの仕様的にはリーディングエッジとほぼ同じ性能。
コンパクトでプレートバーも6つあり、本体重量が重く頑丈に出来ています。
ただ価格が高く、シャフトの収納本数も2本とリーディングエッジより少ないです。
ですが2本あればストレートバーとEZバーを収納できるため、特に大きな問題はないでしょう。
またシャフトの収納スペースが前と奥にあり、奥側は取り出し辛いのが欠点。
アイロテックのプレートラックレギュラータイプ
アイロテックのダンベルプレート専用のプレートラック。
プレートの収納バーが7本あるかわりに、シャフトが収納できません。
横幅も少し広いので、狭い部屋には不向き。
スペックの割に価格も1万円近くと高め。
プレート専用にするにしてもプレートバーの数がリーディングエッジと比べ1本多いだけなので、初心者・中級者には必要ないでしょう。
15kgや20kgのプレートを使用している上級者向けのラックです。
ボディメーカーのプレートラック3
ボディメーカーのプレートラック3はアイロテックのプレートラックレギュラータイプと同じ使用のラック。
価格も同じなので、どちらか好きな方を選ぶといいでしょう。
私はアイロテックの方が筋トレ器具のメーカーとしての馴染みがあるので、アイロテックを推しています。
iimono117のプレートラック
iimono117のプレートラックは価格が安く、場所をとらないので初心者向けのラックと言えます。
ただプレートバーの数やシャフトの収納数が少ないので、スペックは低めです。
とはいえプレートバーが4本あれば問題ありませんし、シャフトもEZバーかストレートバー1本だけしか使っていないのであれば、特に困ることはないでしょう。
iimono117のプレートラックは
- 安さ重視
- コンパクト
- プレートとシャフト両方収納したい
こんな人にオススメです。
まとめ:総合的に見てもリーディングエッジが最強
プレートラックは2023年に販売されているメーカー全てと比較してみましたが、私はリーディングエッジのプレートラックがコスパ最強だと思います。
価格は1万円と少し高めですが、とはいえ最安値でも6000円くらい。
収納数・材質・価格・収納スペースを総合的に見てもバランスが良く、欠点が全くと言っていいほど見当たりません。
筋トレを長く続けていくのであれば、安いものを買うよりも高めのプレートラックを買った方が良いでしょう。
あとでシャフトの収納本数が4本欲しくなったり、プレートバーが6本のものが欲しくなった場合に後悔します。
プレートラックは普通に使っていれば壊れることがないため、購入してしまえば一生ものになります。
なのでせっかく買うのであれば、良い商品を購入した方がいいですね。