筋トレの知識とスキルが付いてくるとプレートを頻繁に交換するから、取り外しの時間が勿体ない。
何か時短する方法はないだろうか。
筋トレはレベルが上がるほど頻繁にダンベルの重量を調整するようになります。
ウォームアップや本番セット、神経系の強化や効かせ重視トレーニングなど、それぞれ扱う重量が異なってきます。
スポーツ用品店などに置いているネジ式のダンベルはプレートを交換するのに1分ぐらいかかるので、その都度交換するのも面倒なうえ時間も取られます。
この記事ではダンベルプレートをすぐに交換できるアイテムを紹介しています。
ダンベルプレートの交換を直ぐに終わらせるための方法
- ダンベルの重さごとに個別で揃える
- ダンベルクリップを使って固定する
- バーベルカラーを使って固定する
- 可変式ダンベルを使う
ダンベルを重さごとに個別で揃えてプレートの交換自体なくす
ダンベルの交換で一番楽なのはダンベルの重さごとに個別で購入して揃えるのが一番です。
個別で取りそろえるメリットはプレート交換をしなくても済むのが一番のメリットですが、他にも固定式のダンベルの方がコンパクトなので、
- プレートの交換しなく済むため、トレーニングがしやすい
- 種目によっては筋肉の可動域が広がる
- コンパクトなので少しだけ場所をとらなくなる
こういったメリットがあります。
特に筋肉の可動域が広がり筋肉に効きやすくなったり、床に寝転んでダンベルでトライセプスエクステンションが出来ます。
デメリットは
- お金が掛かる
- 場所をとる
- 40キロ以上の高重量のトレーニングが出来ない
固定式のダンベルは20kg以上のものがあまりないため、高重量のトレーニングを出来ないのがデメリット。
ウォームアップ用に10kg以下を個別に取りそろえるのがオススメ
固定式ダンベルは10kg以下であれば2,3個ほど揃えておくのも良いですね。
1,2kgのダンベルは肩のトレーニングするときに、ウォームアップ用として役に立ちます。
ダンベルのサイズもコンパクトなので持ちやすく、場所もあまりとらないのがメリット。
5kg、7kgのダンベルも腕や大胸筋のウォームアップ用に使えます。
筆者の場合は
- 3kgの鉄アレイ
- プレート取り外し型ダンベル5kg
- プレート取り外し型ダンベル7kg
をウォームアップ用または種目によっては本番用にしています。
ダンベルクリップを使ってプレートを固定する
ダンベルクリップはダンベルのプレートを素早く固定するのに役立つアイテム。
値段も安いので可変式ダンベルを複数所持している人にオススメ。
ただしデメリットもあります。
- ダンベルのシャフトに少し入れづらい
- ダンベルのシャフトがねじ式だと引っ掛かる
- 使っていると錆びて滑りが悪くなる
まずダンベルクリップのワッカの部分がシャフトの大きさがぴったりなので、少し装着し辛いですね。
特に利き手ではない方でダンベルクリップを装着する時が装着し辛いです。
あとプレート交換型の可変式ダンベルは基本ねじ式で、クリップに引っ掛かってスムーズに装着出来ないので少しだけストレスだったりします。
バーベルカラーを使って固定する
一番手っ取り早くダンベルプレートを取り外したいのであれば、バーベルカラーを使用するのがベスト。
バーベルカラーにもノーマルカラーと呼ばれる金属製のものと、プラスチック製のものがあります。
一番簡単に素早く取り外しを出来るのがプラスチック製のダンベルカラーで、一番人気が高く主流となっています。
バーベルカラー
バーベルカラーはプラスチック製のカラーで、一番取り付けが簡単かつ取り付ける時間も短いです。
しかもしっかり固定出来るため、重い重量でもバーを垂直に立てない限りは基本的にズレることはありません。
値段も比較的に安いです。
安さだけで言うのであればダンベルクリップの方に軍配が上がりますが、使いやすさで言うとバーベルカラーの方が上。
ダンベルクリップはバーベルのシャフトがねじ式だと引っ掛かるので取り付けづらいですが、バーベルカラーについてはスムーズに取り外し出来ます。
バーベルカラーの欠点は、ダンベルクリップや金属製のノーマルカラーに比べて耐久力が劣る点です。
とはいえ普通に使っていればまずに壊れることはありません。
ノーマルカラー
ノーマルカラーは金属製となっておりバーベルカラーに比べて耐久性が高く、ネジ式でしっかり固定するのでズレることはほぼありません。
取り付けに関してはバーベルカラーよりも遅いですが、とはいえネジを一ひねりすれば取り外しすることが可能。
- バーベルカラーは一瞬で取り外し可能
- ノーマルカラーはネジを回すのに1秒かかる
みたいな感じですね。
ノーマルカラーはしっかり固定されるため、とにかく重い重量を扱う場合に有効です。
デメリットは値段がバーベルカラーに比べて高く、値段は2倍~3倍くらいします。
ノーマルカラー単体で購入すると通販だと高い店で6000円以上のボッタクリ価格で売られています。
なので個別で買うよりかダンベルバーかバーベルバーを購入すると付属で付いてくるので(しかも4000~5000円と安い)、バーを持っていない人で購入を検討している人にはお勧めです。
ダンベルバーはAmazonでも取り扱っています。
アジャスタブルダンベル(可変式ダンベル)
アジャスタブルダンベルは通常のプレートを取り外す可変式ダンベルと違い、ダイヤルを回すことでプレートを取り外さなくても重さを調整できます。
重さは20kgから40kgまであり、今では色んなメーカーから販売されています。
値段は安いもので1万円台から高いもので13万円以上と高額なものまであります。
アジャスタブルダンベルは一見高すぎるように思えますが、個別でダンベルバーとプレートを取りそろえるより安くつく場合が多く場所も取らないため、筋トレをずっと続けるのであれば必須級のアイテム。
ダンベル一つの重さの変更にかかる時間は5秒~10秒ほど。
通常のダンベルだと一つのダンベルの重さを変えるのに1分近くもかかり、プレートの枚数や重量が重くなるほど時間と労力が掛かります。
なので家で本格的に筋トレを始めるのであれば、種目やウォームアップのたびに重量を細かく変えるので、アジャスタブルダンベルがないと厳しいですね。