握力を鍛えるのであればハンドグリップが王道のトレーニング器具です。
ですがハンドグリッパーは種類が沢山あり、どれを選べばいいか悩みます。
この記事ではハンドグリッパーの選び方やおすすめの商品を紹介しています。
ハンドグリップの選び方
ハンドグリッパーはどんなものを選んでもいいというわけではなく、自分に適した物を選ぶ必要があります。
そこで自分に適したハンドグリッパーを選ぶ基準を紹介していきます。
ハンドグリップの負荷を確認する
ハンドグリッパーで握力を鍛えるには、グリップを完全に閉じきれて、1セットで最低でも3~4回位は開閉出来るものを選びましょう。
負荷の単位は握力測定と同じでkgで表記されています。
自分の握力よりも5kgくらい低めのものを選ぶといいでしょう。
ハンドグリップの種類
ハンドグリップは3種類あります。
- 負荷固定型
- 可変式
- シリコンタイプ
基本的には負荷固定型か可変式を選ぶのがいいですね。
シリコンタイプは負荷が低いため、握力を強くするのは不向きです。
どちらかというと筋持久力を鍛えるには向いています。
・長くガッツリ筋トレしたいのであれば調節型
グリップの種類
グリップは金属かシリコン、ゴムなど様々な種類があります。
固定型
金属製は強く握ると手が痛くなるので、手が痛くなるのを抑えたい人は金属製以外のものを選択するほうがいいでしょう。
- 安い
- 壊れない
- 負荷を変更できない
固定型は安くて壊れないですが、その代わり負荷を変更することができません。
そのため握力が強くなるにつれて買い直さなければならないのと、場所をとるのがデメリットです。
固定型は続くかどうか分からない人や、筋持久力を付けたい人や前腕の筋肉を引き締めたい人におすすめ。
負荷調節型可変式
- 高価
- 当たり外れがある
- 負荷を調節できる
負荷を調節できるタイプは構造が少し複雑になっているため値段が高めで、固定型よりも壊れる可能性が高くなっているのがデメリット。
ただし負荷を調節できるため、固定型のように色んな負荷を買い揃える必要がないのが最大の特徴。
1個買うだけで完結するので、場所をとりたくない場合は調節型がオススメ。
ハンドグリップオススメ紹介
固定型のグリッパー
シリコンタイプ:鉄人倶楽部ハンドグリップ
グリップがシリコンタイプで強く握っても痛くないです。
値段も比較的安価で、お試しに使うのであればオススメ。
ただし強度が最大で50kgまでしかないのが難点。
金属製:キャプテンズ・オブ・クラッシュ(COC)のハンドグリッパー
このハンドグリッパーはハンドグリップ界では一番有名で、筋トレマニアが購入するようなグリッパー。
強度の種類が多く、作りがかなりしっかりしていて頑丈です。
ただし価格が高価で、取っ手がギザギザしていて握ると結構痛いです。
手の皮が薄い人は手袋かタオルをまかないと本気で握れないですね。
世界的にも握力の強さを測る指標として用いられているので、自分の力がどのくらい強いかを確かめたい人にオススメ。
可変式のグリッパー
シリコンプラスチック:YOKELLMUX ハンドグリップ
強度も5~60kgまで調節できるので、非常にコスパのいい商品です。
ただ握力60kgは正直そこまで強くないので、りんご潰せるクラスまで鍛えたいって人には向かないです。
一般人の平均よりも少し上くらいで満足って人は、この商品がオススメです。
金属性:スペースレール(SPACERAIL) IRON AMERICAN スーパーグリッパー
スペールレールのハンドグリッパーは、重さを20kgから150kgまで幅広く調節できる非常に使い勝手のいいグリッパー。
しかも値段が安く、作りも丈夫でコスパは最高です。
ただし、器具自体少し大きめなので、場所を取るのが少しネックになってきます。
あと手が小さい人も持ちづらいので、この商品は向かない可能性があります。
作りもシンプルなので当たり外れが少なく、握力を本気で鍛えたいモンスター級を目指したいと思っている人はこの商品を買っておけば安心です。
金属製:GD IRON GRIP ハンドグリップ
GDのハンドグリップは、コンパクトで強度を25~80kg(90)まで調節可能で非常に優秀な商品。
しかも作りもかなり頑丈に作られていて、クオリティの高いハンドグリッパーを一つ持っておきたいと考えている人におすすめです。
ただ、強度が最大で80か90kgまでしか対応していないので、将来握力の強さを怪物級まで鍛えたいマニアには向いていないかもしれません。
値段も比較的に高めで、それなりに本気で握力を鍛えたいって人以外はあまりお薦めはできません。
とはいうものの大抵の人はこの商品で事足りるので、少し品質の高いグリッパーを買いたい人は購入してもいいでしょう