筋トレをしているけれど、お酒も飲んでいるという人は多いです。
適度の飲酒は体に良いと言われていますが、筋トレにおいては基本的には悪影響しかありません。
この記事では筋トレとアルコールについて、紹介したいと思います。
アルコールは筋肉の成長を遅らせる
筋トレをしている人はお酒を飲むのを出来るだけ避けた方がいいです。
その理由はアルコールは筋肉の発達を遅らせる要素が多いからです。
- テストステロン(男性ホルモン)の分泌を抑える
- 成長ホルモンの分泌を抑える
テストステロンや成長ホルモンは筋肉の成長を促進させる役割がありますが、お酒を飲むこのによって分泌量が減ってしまいます。
つまり、アルコールは筋肉が増える働きを邪魔してしまうので、筋肉が大きくなりずらくなります。
筋トレ後は特にお酒を飲まない方がいい
筋トレ後は筋トレで傷ついた筋肉を回復し大きくしようと、筋タンパクの合成が活発な時間帯です。
この時にお酒を飲むと筋肉の合成が阻害されてしまいますので、特にお酒を飲むのを控えたほうが無難です。
アルコールは筋発達に必要なビタミン・ミネラルを多く消費する
お酒を飲むと体に必要不可欠なビタミン・ミネラルを消費してしまいます。
ビタミン・ミネラルは筋トレでは軽視されがちですが、筋肉の発達に大きく関係して起案す。
ビタミンと筋肉の関係
ビタミンは酵素の素材となりますが、
- 酵素はホルモンの材料となる。
- 筋肉をつくるのにも酵素を使用している。
つまり、ビタミンが不足すると筋肉が作られなくくなり、筋肉の発達が遅れるということにもなります。
ミネラルと筋肉の関係
お酒を飲むとミネラルが消費されますが、特に亜鉛が多く消費されます。
亜鉛には
- テストステロンや成長ホルモンの材料
- インスリンをつくるために必要
と筋肉を作るのに最も重要なホルモンの材料となっています。
※インスリンもホルモンの一つで、血糖値を下げるだけでなく筋肉に栄養を運ぶ働きがある
アルコールは少量でも筋トレに影響ある?
アルコールはどんなに少ない量でも健康に悪いという報告も出てきてます。
アルコールは肝臓に良くないのは有名ですが、肝臓は栄養素を補給している臓器でもあります。
筋肉に必要なアミノ酸なども肝臓で、いろいろ合成されています。
そういったことも考慮すると、お酒で肝臓にダメージを与えるのは、筋肉の成長にとっても良くないです。
お酒が好きでない場合は、飲酒を避けるのがベターですね。
まとめ
筋肉をとにかく大きくしたい人は、お酒は極力飲まない方がいいですね。
ただお酒にもメリットがあります。
- 食欲増進
- リラックス効果
- ストレス発散
お酒を我慢してストレスを貯めたり、ストレスをお酒で発散したい人は、無理にお酒を我慢する必要もないと思います。
ストレスも筋肉の分解を促進させる要因の一つなので、ストレスを貯めるくらいならお酒を飲んだ方がマシともいえるでしょう。