ダイエットの方法は
- ケトジェニックダイエット(低糖質ダイエット)
- ローファットダイエット
の二種類ありますが、どちらも一長一短ありどちらも痩せることは出来ます。
ただケトジェニックダイエットは少し複雑で、筋トレ中上級者向けのダイエットともいえます。
その複雑さがゆえに、実際にケトジェニックをして筋力・筋量が落ちたという話もよく聞きます。
この記事ではケトジェニックダイエット良い点、悪い点や、筋力が落ちる原因についても紹介したいと思います。
ケトジェニックダイエットをするメリットとは
ケトジェニックダイエットは糖質制限ダイエットに比べて複雑です。
その代わり筋トレをしている人とっては、正しい方法で行うと効率的に脂肪を落とすことのできる優秀なダイエットです。
脂肪が付きにくい
太るメカニズムは糖質を取ったときに分泌されるインスリンという肥満ホルモンにあります。
インスリンは余った糖質を脂肪細胞に運搬していく働きがあるので、糖質を取ると太りやすくなります。
ですが逆に糖質をとらなければインスリンは分泌されないので、脂肪が合成されにくくなります。
カロリーを高くとれるのでお腹が空きにくい
ケトジェニックダイエットは肉や魚などの油がカロリーの大半を占めていて、炭水化物よりも腹持ちがいいです。
そのため空腹感を感じにくいので、ダイエット中ついつい間食してしまう人などにはお勧めです。
- 米、パンなどの炭水化物・・・2~3時間
- 肉、魚などのタンパク質・・・3~4時間
- 肉、魚などの油・・・10時間
ご飯を食べた後などに、甘いものへの欲求が減る
ダイエット中はついつい過食してしまいます。
例えば食後に甘いものを食べたくなったり、食事をしたのにお腹が空いてしまったり・・・
それは原因は血糖値がかかわっています。
食事をしたときに炭水化物が多いと血糖値が急激に上昇し下降します。
その時に食欲が出てしまいます。
ですが、ケトジェニックダイエットの場合は炭水化物をカットしているので、血糖値の影響を受けません。
そのため、食後に甘いものを食べる欲求が減ります。
ケトジェニックダイエットのデメリット
お金が掛かる
ケトジェニックダイエットは肉や魚をメインにカロリーを稼ぐので、低脂質ダイエットに比べてお金が掛かります。
対処法
牛肉や豚肉だとお金がかかりますが、
- 卵
- 鶏肉
- MCTオイル
- 鯖缶
これらの食材を使うと、比較的コストを抑えることが出来ます。
体臭が臭くなる
ケトジェニックダイエットをすると体の匂いが臭くなると言われています。
この原因はケトン体が汗と混ざることで甘酸っぱい匂いが発生すると言われてます。
ケトン臭の対策
- 一日に水を2ℓ~4ℓ飲む
- 運動をして汗をかく
- 良く持つ繊維を取る
頭痛・倦怠感・筋力がおちる
ケトジェニックダイエットは間違った食事法を行うと、筋力が落ちたり倦怠感が出ます。
対処法
- 脂質を十分にとる(総摂取カロリーの60%)
- 総摂取カロリーが少ない(体重×35以上)
- ケトーシスに素早く切り替える(糖質完全カット、MCTオイルを飲む)
まとめ
ケトジェニックダイエットは筋トレ初心者がするには敷居が少し高いですが、正しく行うとデメリットのない完璧なダイエットになります。
特に低脂質ダイエットと違い筋力・筋量が減らないので、本気でボディメイクをしている人には必須のダイエットです。
ダイエット 実践編 山本義徳業績集
ダイエット 理論編 山本義徳 業績集12 山本義徳業績集12